エネルギーパイプライン

環境負荷が低いことからますます重要性が高まっている天然ガスをはじめ、エネルギーの安定供給は産業、家庭を問わず極めて重要な社会基盤です。
日鉄住金P&Eは、世界一の品質を誇る新日鐵住金の鋼管製造技術をベースとする溶接技術、長年にわたる実績と技術開発に裏付けられた導管設計、施工技術を元に天然ガスやハイドラント設備等の石油燃料、地熱発電、地域冷暖房施設における蒸気、そして石油化学原料・製品等の多種多様な流体を安定して供給できるパイプライン技術を提供します。

高圧パイプライン

圧力1MPa以上の導管を高圧パイプラインと呼び、国内の天然ガス田や海外から輸送されてくるLNGを受け入れるLNG基地から天然ガスを需要地に輸送する役割と、LNG基地間を結び天然ガス供給の安定性を向上する役割を担っています。

一般的に道路を掘削し地中に敷設しますが、河川・湾の横断や山岳地帯、過密な都市部などで地上からの掘削工事が困難な場合には、専用の地下トンネルを建設し、その中にパイプラインを敷設します。

日鉄住金P&Eは、世界一の品質を誇る新日鐵住金の鋼管製造技術をベースとする溶接技術、長年にわたる実績と技術開発に裏付けられた導管設計、施工技術を元に、お客様に高品質な高圧パイプラインを提供します。

市街地パイプライン

シールドトンネル内パイプライン

 

中圧パイプライン

中圧パイプライン

圧力0.1MPa以上1MPa未満の導管を中圧パイプラインと呼び、高圧パイプラインで輸送されてきた天然ガスをステーション設備で圧力、流量等を調整した後、需要家に届ける役割を持つパイプラインです。

中圧パイプラインも高圧パイプライン同様に道路の地下に敷設されるのが一般的です。特に過密な都市部では施工環境、施工時間など多くの制約がありますが、日鉄住金P&Eは豊富な経験とノウハウで対応しています。


空港給油パイプライン

ハイドラント設備

タンカーやパイプラインで空港まで運ばれた航空燃料は、貯油タンクに一時貯蔵された後、空港の地下に張り巡らされた配管を通じて駐機場へ送られ、航空機に給油されます。

日鉄住金P&Eは、運用中の空港内においても安全、確実に新設・増設工事を行います。


ステーション設備

ガバナーステーション

高圧パイプラインで輸送されてきた天然ガスは、ステーション設備によって、需要家が使用する温度、圧力、流量等に調整します。

日鉄住金P&Eは、天然ガス輸送を司るステーション設備のEPC(Engineering・Procurement・Construction)の総合エンジニアリングを行います。


地熱パイプライン

地熱パイプライン

わが国には火山が多く国内に豊富な地熱エネルギーが存在します。地熱発電は地熱エネルギーという再生可能エネルギーを活用しているため二酸化炭素の発生が少なく、燃料の枯渇や高騰などの心配が少ないこともあり、更なる活用が期待されています。

日鉄住金P&Eでは、材料の選定、技術開発に裏付けられた導管設計により高品質な配管を施工します。


地域冷暖房パイプライン

地域冷暖房パイプライン

 

地域冷暖房は、複数の建物に対して1か所にまとめた冷暖房、給湯設備から、製造した温水・冷水・蒸気を供給するシステムです。温水・冷水・蒸気は、共同溝などに敷設されたパイプラインで供給されます。

日鉄住金P&Eは、都市部、空港などの地域冷暖房パイプラインに多くの実績を保有しています。


 

パイプライン計画支援ソリューション

パイプライン計画ソリューションPPSS(Pipeline Project Support Solutions)
日鉄住金P&Eは、さまざまな先端技術の組み合わせにより、実現性の高い導管整備計画を、スピーディーにします。

パイプライン計画支援ソリューションの概要

新規顧客獲得のための導管建設や現状の導管の効率的運用にともなうループ化等、今後整備が進展すると予想される導管ネットワークについて、何よりも重要なことは、コストを含めた導管整備計画の実現性の確保です。
当社では、これまで自社開発の「パイプラインルートシミュレータ」(以下、PLRSⓇ)と近年大きく進歩した測量技術である「モービルマッピング」を組み合わせ、新設導管のルートおよび長距離導管に不可欠な設備である各種ステーションの高効率で実現性の高い配置手法について精度を高めてまいりました。これに加えてPLRSⓇのデータとリンクした導管網解析ソフトによる導管整備計画支援ソリューションを提供します。

導管ルートの選定

これまで多くの時間を費やしてきた導管ルートの検討は、PLRSⓇとモービルマッピング(M.M.S)を併用することで、候補ルートの選定から現地踏査まで、これまでにない精度を確保したうえで、短期間で実施することが可能です。PLRSⓇを使用することで、たとえ検討ルート数が多くなっても、さまざまな視点での、主観を排した信頼性の高いルート選定がA.H.P(Analytic Hierarchy Process)により速やかに行えます。
また、手間のかかる供給エリア内の既設導管網のルートデータ作成も地図を利用して高精度かつ容易に行えます。

図1. 新設ガス導管と既設ガス導管網の一体解析の例

 

図2. A.H.Pによる導管ルートの判定

 

図3. M.M.Sによる現地踏査の状況(路面標示物まで確認可能)

 

図4. PLRSによるルートの選定

図5. ゾーニングによるステーション用地の選定例

PLRSⓇとリンクしたデータによる導管網解析

導管網解析

新規需要による既設導管網の補強位置や新設導管の既設導管網への接続位置等を口径も含め一体で解析することで、コストミニマムで大きな効果を上げることの出来る導管設備計画が策定可能です。また、時々刻々と変動する流量データを使った非定常流送解析により将来需要を想定した既設導管網の状態予測等をより高精度で予測することができます。
当社はこれらの解析を実施するための解析ソフトであるEnergy Solution社「Pipeline Studio」を保有しており、これまでも国内長距離パイプライン等の豊富な実績を有しています。

図6. 導管網解析例(新規需要の既設導管網への影響及び補強導管検討)

 

 

エネルギーパイプライン関連保有技術

エネルギーパイプラインに関する当社の保有技術をご紹介します。

敷設技術

▶敷設技術ページへ

保全技術

▶保全技術ページへ

 

エネルギーパイプラインに関するお問い合わせ

TEL. 03-6865-6000  FAX. 03-6865-6001

 

事業紹介