ANHT®Ⅱ型継手 - 技術賞受賞工法 -

ANHT®Ⅱ型継手の特長

国産鋼管中圧活管工法用フィッテイングである”ANHT® (ANshin Hot Tapping)型継手”の後継品として熱間枝出し加工により成型した小型の“ANHT®Ⅱ型継手”(右図)を新たに自社開発し、圧力損失の少ない従来仕様のANHT®型に加えラインナップ(口径100A~400A)を充実させました。また、ANHT®Ⅱ型継手は従来施工機器類を使用しかつ従来と同手順で施工可能です。

評価の概要

ANHT®Ⅱ型継手のガス導管材料としての安全性について下表の通り評価を行いました。

構造強度の評価

実管試験(曲げ・引張)

ANHT®Ⅱ型継手を接合し模擬穿孔した実管曲げ試験及び引張試験を実施し、ANHT®Ⅱ型継手の変形性能を確認しました。曲げ試験では管座屈まで、引張試験では管破断まで、ANHT®Ⅱ型継手は破壊・漏洩がないことを確認しました。

FEM解析(曲げ・引張)

曲げ及び引張についてANHT®Ⅱ型継手の挙動を再現できるFEM強度解析モデルを構築し、これを用いた強度解析を実施し、ANHT®Ⅱ型継手の変形性能を確認しました。曲げ解析は最大曲げモーメント(管座屈)まで、引張解析は最大引張り荷重(管破断)まで従来型継手と同様の挙動を示すことを確認しました。そして、終局状態ではANHT®Ⅱ型継手は破壊しないことを確認しました。

繰り返しによる疲労解析

ANHT®Ⅱ型継手は高圧ガス導管耐震設計指針を満足する疲労性能を有することを確認しました。

曲げ試験

 

引張試験(左:引張試験状況、右:試験終了時)

 

曲げ解析(最大曲げモーメント時)

 

引張解析(最大荷重時)

 

圧力損失の評価

図 圧力コンタ図

圧損解析を行った結果、ANHT®Ⅱ型継手によって生じる圧力損失は実用上問題ないことを確認しました。ANHT®Ⅱ型継手部近傍の圧力コンタを右図に示します。

 

保有技術