デジタル塗膜抵抗測定装置 NS-DiCoRM®(エヌエスディコーム)

はじめに

ガス管の埋設部の寿命は、ガス管に施された塗覆装の良し悪しで決まると言っても過言ではありません。
新設導管では塗覆装の施工が正しく行われたかを確認するために、塗覆装の塗膜抵抗値を測定します。
従来は電圧計2台とシャントボックス(抵抗と電池の組合せ)で測定していましたが、結線方法やシャントと電圧値の換算で電流を求める等の煩雑な作業があり、専門技術者が測定していました。
最小限の結線作業と設定で換算や計算を自動的に行い即時に総抵抗が表示される装置を開発しました。
日常検査、完工検査に使用して、導管の塗覆装の健全性を確認することで、導管の信頼性が向上します。

 

NS-DiCoRMの装置概要(外観写真)

 

通電法の測定原理

 

NS-DiCoRMでの測定方法

(1)左図のとおり結線する。
(2)シャントダイアルのΩと画面の測定範囲を合わせる。
(3)印加電圧は自動でON-OFF可能
(4)デジタル値で電圧、電流、印加電圧、抵抗値が表示される。
 「演算リセットボタン」を押すことにより自然電位をゼロとした電圧が印加電圧として表示される。
(5)抵抗値は、印加電圧/電流値を計算して表示される。
(6)記録は内臓メモリに保存され、USBメモリでデータをPCに移す。
(7)LAN接続でデータを送ることも可能。

NS-DiCoRMによる測定例

 

配管状況 200A×300m
塗膜抵抗値 0.2×3.14×300×1.3×105=2.4×107Ω・㎡

保有技術